皆さんこんにちは! 北限のゆず調査団・名城大学6年生の岡田彩花です。
8月の現地調査では、陸前高田市内にてゆずの木をお持ちのご家庭にインタビューをさせて頂きました!
広田町にあるお宅では樹齢約100年の木を含め4本のゆずの木をお持ちです。 部落にゆずのあるお家は4軒あり、その中では樹齢約100年の木が一番大きいそうです。 この辺りの庭木としては椿、ビワ、ゆずがセットとして認識され、庭木は一種のステータスとして家系の本家といわれる家に多くあるようだともお聞きしました。
最近は息子さんがゆずの手入れをしていらっしゃり、枯葉、腐葉土、化学肥料などをやっているそうです。
息子さんは 「実がなるまで30年くらい掛かった。1番古い木の実は皮が厚くてみずみずしいんだよ。若い木は皮が薄いかな。 その年になった実は全部取らないと次の年にできにくくなる気がする。古い木になるほど年ごとの収穫量の差が大きく出るよ。」 など教えてくださいました。
“ゆず”は植えること自体に意味があったんですね。 そしてゆずと共に過ごしてきた方々ならではの情報から発見することもありました。 これからも様々な角度や視点からゆずについて知ることができたらと思いました!